【我が驍勇にふるえよ天地】5巻 感想まとめ
このページでは、ライトノベル『我が驍勇にふるえよ天地 ~アレクシス帝国興隆記~』第5巻の感想を掲載している。
我が驍勇にふるえよ天地 ~アレクシス帝国興隆記~ 5巻
◇STORY|あらすじ
一進一退の攻防で激化するアレクシス対アドモフの決戦!!戦場の女神ははたして両軍いずれに微笑むか?
レイヴァーンの策により壊滅間際まで追い詰められたアレクシス軍。だがレオナートは奪還した故郷リントを早くも発ち、戦況を打破する豪胆な一手へ向けて走りだしていた。それは知謀シェーラが示す電撃作戦。不利が有利へ塗りかわり、敗走が大戦果への活路となる!興奮必至のリント攻防戦、最佳境へ――!!
「急げ。次へ行く」
闇を往く百騎の死神。今宵、我らの英雄譚は終わらない――
終局まで読み切り、正着手を打ち続けるレイヴァーンの作り上げた、盤面全てを覆せ!魔法がないから盛り上がる、痛快・本格ファンタジー戦記。両軍雌雄を決する第5弾!!
REACTION|感想
347:anonymous
読了
プロローグの挿絵がなかったのが残念無念
話の展開的にアドモフ軍が負けるのは分かってたけど、正直カタルシスに欠ける展開だった
今更だけどレオナートって無双というよりチートだよね
350:anonymous
>>347
ほとんど「綺麗な項羽」「綺麗な呂布」みたいなものだからなw
348:anonymous
レイヴァーン仲間になるのかなぁ?
毒作戦で味方が相当死んだから印象最悪だし
それ抜いてもキャラ的にそこまで魅力的じゃねーからいらないんだけど…
正々堂々戦っていたならまだライバルキャラとしてアリだったかもしれんが
配下の参謀チームはレイヴァーン以上に魅力ないしなぁ
凄腕の少年剣士くんはレオが言うように憎めない感じだし仲間になるのもアリかなと思ったが
でもレイヴァーン切ったらあいつも付いてはこなさそうだな
349:anonymous
レオナートが彼らの一族を差別せずに受け入れる事を約束すりゃレイヴァーン切っても残るかもしんない
レイヴァーンはあの少数民族の希望の星だからこそ敬意を向けられてる部分あるだろうし
そこを抜いた部分で考えると能力的にも人間としての器的にも今回で底は見えちゃった気がする
351:anonymous
レイヴァーンが国やるって言うくらいだから元帥皇女殺されたんだろうな
352:anonymous
フェリス皇女だっけ?
あれが実は皇帝派で元帥皇女を
スパイしていたとかね
353:anonymous
5巻読み終わった。
やっぱりアドモフ側は魅力がない。
3巻で後の史書で皇太子がウィラン三世と表記される
と書かれてるから、1回は弟皇太子が戴冠するのは間違いないだろうね。
ところで、個人の武勇でレオナートに太刀打ちできるかもって言われた
フィアール大佐って誰だっけ?
354:anonymous
正直レイヴァーンの部下話を2冊以上に渡ってする必要は無かったと思った
2~3人殺してても良かったレベルの雑魚でしょ
355:anonymous
アンジュはようやく死んだかね
トラーメに狩られててほしいところだが
356:anonymous
>>355
アンジュは結構巻を引っ張ってるから殺すなら描写いれると思うなあ。
リリアーニヤとやらは4巻に出てきた毒薬の悪魔と名付けられて
喜んでた侍女なんだろうけど、やっぱり魅力がないね。
358:anonymous
ロリ皇女の説得行脚の旅が面白かったわ
レイヴァーン仲間はうーんって感じかなぁ・・・ 正直仲間になってほしいと思うほどの魅力が感じられねえ・・・
そもそも側近以外はレイヴァーンの目的知らないはずだよな
蛮族言うてる連中に「アドモフくれてやる」とか言ってる奴に従うっておかしくね
▽bookmeter.com
レイヴァ―ンの策略により軍隊が壊滅状態に陥る中、シェーラの仕組んでいた策とレオの威容が逆転を齎す今巻。―――夜闇に死神は駆け、軍師は策で戦場を動かす。窮地だろうと何のその、レオの個人の武勇。その伝奇にシェーラの兼ねてからの作戦が重なる今巻。今まで共に駆けてきた誰もが自らの戦いの場でその力を見せつけ、半壊した軍は皇子の威容の元に奮い立ち、限界を超えた力を見せつける。その姿に私達読者の心も燃え上がり奮い立つのである。壊走させた敵から唐突に示される国盗りの選択肢。果たして、次の戦いとは。 次巻も楽しみである。
前巻からの流れの為、最初はいきなりの苦境から始まるが、それもほんの少しの間で、レオナート推参からの一転攻勢大逆転を際立たせるスパイス程度、やはりこの作品はこうでなくてはと思わせる胸空く展開がたまらない。上手いと思うのは作中の兵と読者感情に一つのシンクロ「レオが来てくれたら大丈夫」と感じさせてくれる、これまでの積み重ねが効いたシナリオが絶妙だなーと。
またシェーラとレイヴァーンの対比も面白く、作品と戦略のキモであるフォークロアにつながる流れも美しい、構成と要素の噛み合い方が実に綺麗。しかし不満を言えば敵手がちょっと弱いなーと感じることが多い。敵が強い→こっちはもっとサイキョー強い、の繰り返しなので、超絶強い敵に皆で立ち向かう構図や、レオやシェーラと対等クラスの敵と鎬を削るようなそんな話
絶望的な状況から始まる今回。そこからの逆転劇が心地良かった。やはり、反撃の口火を切ったのは我らがレオ様。彼のカリスマを支えるのは二人の軍師による策。戦いは始まる前から勝ち負けが決まっているとはよく言ったもので、綿密な準備と地道な活動がようやく花開いたといった感じであった。結末は消化不良気味ではあるが、次巻に期待したい。
アレクシス側の撤退戦の悲惨さに、トラーメ氏のお茶目な心理描写、吸血皇子に籠絡される元傭兵たち。いや実に楽しい。そして例えば二つ目の手前で地形の問題に気付くあたりが実に渋い。糧食と支援を巡る暗闘も素敵。5ヵ月前と4年前の対比の妙たるや。こういう地道なところを淡々と積み重ねてこその、ここぞというところでの俺TSUEEだよなぁ。そして毒を使ったことがこう帰ってくる、素敵に爽快/さてラスト、これもシェーラが何かやったせいなのかな、それとも?/それにしても豚の多い帝都じゃの。そこまで畳みかけるか。
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